Appleの『iCloud』は当初から問題だらけですが、AppleはOSをアップデートするたびに、iPhoneやMacのユーザーに利用を勧めています。しかし、だまされてはいけません。iCloudは一貫性のない寄せ集めであり、その価値を上回る問題を抱えています。

多くのAppleのサービスがCloudをバックボーンとしていますが、中には大きな問題を抱えたサービスもあります。表面的に見れば、iCloudはiPhoneのあらゆるデータをバックアップし、アプリケーション間でファイルを同期してくれるだけです。しかし、筆者は3つのサービスから大きな迷惑をこうむっています。『iCloudフォトライブラリ』、『iCloud Drive』、『バックアップ』の3つです。まず、iCloudフォトライブラリの問題点を挙げていきましょう。間違いなく、現存する写真バックアップサービスで最悪の部類に入ります。

iCloudフォトライブラリは一貫性がなく、わかりにくい

iCloudフォトライブラリはスマートフォンで撮影したすべての写真をMacやiPadと自動的に同期するサービスです。Macに保存した写真も、スマートフォンの写真アプリケーションと同期されます。このように、どこからでもすべての写真にアクセスできます。ただし、どこからでもという言葉には、「Apple製品であれば」という条件が付きます。iCloudフォトライブラリには撮影したままの解像度で写真が保存されますが、保存領域が小さい機器には低解像度の写真が置かれます。なんと素晴らしいサービスでしょう! しかし、残念ながら、なかなか謳い文句どおりには機能してくれません。

iCloudフォトライブラリの性質上、何もかもがユーザーの目には触れないところで行われ、素晴らしい機能はどれもApple製品しか享受できません(iCloudにはウェブアプリとWindows版もあり、iPhoneを持っていればiCloudフォトライブラリを利用できます。ただし、どちらも満足いく出来栄えではありません)。これだけでも利用を思いとどまるには十分なはずです。Appleがファイルシステムやアプリケーションに変更を加える頻度を考えればなおさらでしょう。しかし、ここではまず、iCloudフォトライブラリのお粗末な機能について少し話したいと思います。

iPhoneとMacでデータを同期する場合、iCloudフォトライブラリでは両者の『写真』アプリを使用します。写真を整理するためのアプリケーションのほとんどは、容易にアクセスできるフォルダーに写真を保存してくれます。しかし、Appleの写真アプリケーションは前身の『iPhoto』と同様、macOSの『Finder』から直接アクセスできない場所にすべての写真を保存します。しかも、写真には意味のわからない名前が付けられているため、たとえ写真が保存されたフォルダーにたどり着いたとしても、写真が整理されているとは言い難い状況です。そのため、写真を1枚取り出したいだけでも、写真アプリを使ってエクスポートする必要があります。おかげで、Appleのエコシステムに閉じ込められ、抜け出すのが困難なのはもちろん、ほかの写真編集アプリケーションや写真管理アプリケーションを試すことすらままなりません。ウェブ版のiCloudでも写真のエクスポートは可能ですが、こちらも面倒な作業を伴います。

もともとApple製品しか使用していない人は、さらに大きな問題に直面しているはずです。AppleはiPhotoの後継として写真アプリを導入しましたが、iPhotoの機能をすべて受け継いでいるわけではありません。つまり、多くのユーザーがデータを失ったということです。アルバムを作ったり、タグを追加したり、あるいは顔認識機能を使ったりするなど、細かい作業をしていた人ほど大きな被害を受けています。本当はすべてインポートできるはずでしたが、iCloudが関わると、どうもうまくいかないようです。

「Macworld」に届いた質問を取り上げてみましょう。「MacのiCloudフォトライブラリを無効にした場合、写真ファイルはハードディスクに残りますか?」という簡単に答えられるはずの質問です。その回答は、写真は残るはずだが、決して最初に「ストレージを最適化する」オプションを使ってはならない、というものでした。普通のユーザーがサービスの仕組みを理解できない。それが問題なのです。ユーザーが望んでいるのは、ただ写真のバックアップを取ることだけです。

そして、写真を保存するためだけにiCloudを利用しているのであれば、料金設定が高過ぎます。Amazon、Google、Flickrのサービスは追加料金を支払わなくても、無制限またはほぼ無制限に写真を保存できます。写真を完璧に管理したい人にとっては、やはり「Dropbox」が最高のツールと言っていいでしょう。しかも、これらのサービスはすべてクロスプラットフォームで、どこからでもアクセスできます。ファイル名の付け方も普通なので、別のサービスに乗り換えたくなったら、簡単にデータを取り出せます。

『iCloud Drive』の「機能」は使いにくく、わかりにくい

iCloud Driveは、同期できるファイル保存システムに対するAppleらしいアプローチの仕方に見えますが、iCloudフォトライブラリに比べれば少しはマシです。それでも、便利とは言い難い代物です。iCloud Driveのフォルダーは一般的な構成で、FinderやiOSのアプリケーションから直接ファイルにアクセスできます。ただし、予測不可能なルールが設定されており、存在を「隠し」、「ただ機能させたい」というAppleの思惑がサービスを複雑化させているのです。

Macを使用している場合、iCloud Driveは『Preview』や『TextEdit』、『Pages』など、Appleのアプリケーションで作成したファイルをほとんど何でも自動的に保存します。これらのファイルはユーザーが指示しなくても、複数のMac間で自動的に同期され、iCloud Driveのアプリケーション別フォルダーに保存されます。

『macOS Sierra』には、デスクトップと『書類』フォルダーをMac間で同期するオプションもあります。これを利用すれば、複数のコンピューターで書類を共有しやすくなります。しかし、筆者のように、作業中のファイルを一時的にデスクトップに保存しておく人は、iCloudの空き容量が激減してしまいます。iCloudのストレージを買い足していない場合、デスクトップと書類フォルダーのオプションを選択すると、すぐに空き容量が不足し、ストレージプランをアップグレードした方がいいというメッセージが表示されることになるでしょう。

しかも、AppleはiCloudフォトライブラリと同じように、デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にした場合、何が起きるかを明示していません。おそらく、面倒なことになるという事実を隠すためでしょう。デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にすると、両方のフォルダーに入っているローカルファイルがすべて消えてしまうのです。ファイルを取り戻すには、(ウェブ版のiCloudかFinderを使って)iCloud上のファイルを手動で元のフォルダーに移動するしかありません。これはほんの一例ですが、どう考えてもおかしいでしょう。

そして、Sierraには「ストレージを最適化」というオプションが加わりました。このオプションを選択すると、Macの保存容量が少ない場合、ファイルはiCloud Drive上のみに保存されます。Macの空き容量があまり多くないとき、理屈の上では便利ですが、『Logic Pro』、『Final Cut Pro』などのプロフェッショナル向けアプリケーションを使用している人はオプションを無効にした方が無難です。Apple自身もサポート情報でそのように推奨しています。ストレージ最適化のふるまいが予測不可能なため、大切なファイルを失ってしまう危険があるのです。インターネットに常時接続していれば、iCloud上にはファイルがあるため、それほど大きな問題ではありません。しかし、常時接続の環境がない場合、ファイルにアクセスできなくなります。個人的には、どうしても必要な場合を除き、このオプションは使わないことをおすすめします。

バックアップも予測不能

iCloudが役立つ場面は、せいぜいデバイスのバックアップくらいでしょう。難しい操作なしに、iPhoneやiPad間でデータを共有し、気軽にiPhoneを買い替えられます。アドレス帳、インストールしたアプリケーションの一覧とその設定、iOSの設定などが自動的に保存されます。このようにデバイスのバックアップとしては頼りになるはずですが、やはりiCloudがかかわると、どういうわけかおかしなことになるのです。

筆者の場合、iPhoneのバックアップでいつも問題が発生します。何の理由もなく、バックアップのサイズが3~4GBあたりまで膨れ上がり、次のバックアップでは必ず1GBくらいに戻るのです。何が起きているのだろうかと何年も考えていますが、まだ解明できていません。いくつかのアプリケーションのバックアップをやめ、iCloudフォトライブラリも使用していないため、バックアップするものは4GBもないはずです。それでも、週に1度くらいは、iCloudのストレージを買い足した方がいいというメッセージが表示されます。バックアップのサイズが大きくなったときは、iCloud上のデータを手動で削除し、もう一度通常のサイズでバックアップしなければなりません。この作業には本当にイライラさせられます。ここでもAppleの秘密主義が問題解決を難しくしています。

iPhoneあるいはMacのユーザーである限り、iCloudから完全に逃れることはできません。『メモ』や『リマインダー』などの内蔵アプリケーションをはじめ、多くのアプリケーションがiCloudでデータを同期しています。これ自体は特に悪いことではありません。深刻な問題と言えば、同期に時間がかかり、たまに停止するくらいのことです。ただ、すべてが意図したとおりに機能していたとしても、Appleのエコシステムから抜け出せば、データを持ち歩くのが難しくなることは否定できません。

Thorin Klosowski(原文/訳:米井香織/ガリレオ)


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